働き方改革取り組みのポイント
・正職員の会議を1か月に一度行っています
・業務の洗い出しを行い、効率化を図っています
・負担感の強い業務やシフトについて聞き取りを行い、改善を行っています
取り組み内容
働き方改革をはじめるきっかけ ~定着率の向上をめざして~
働き方改革を始めるきっかけは、数年前に結婚や出産、介護などライフスタイルが変化していく過程で退職する傾向があり、今後の保育の安定性に危機感を感じたことからでした。
そこで数年前より「職員のライフスタイルに変化が生じた際にも続けられる職場」を目指して、働き方改革をはじめました。多角的に働き方改革を行い、業務に関する負担感の軽減や有給休暇の取得率向上、超過勤務時間の短縮などが実現でき、今後の職員定着率向上が期待されます。
正職員の会議を定期的に行い、職員の本音や意見を交わす場を設けています
働き方改革を始めた当初は「職員のライフスタイルに変化が生じた際にも続けられる職場」に変えていきたいという思いや考えを職員一人ひとりに繰り返し伝えていました。
現在は、現場で働く十数名の正職員で毎月1回話し合いの場を設けています。従来の会議は伝達事項が多かったため、会議中の伝達は極力行わない事にしました。現在の会議は、園の課題などについて話し合い、課題解決や意思疎通の場になるよう努め、会議の活性化に繋がっています。話し合いでは、4名~5名のグループに分かれ、出た課題や意見などを紙でまとめてもらうようにしています。伝達事項や会議で話し合う内容を事前に企業向けのビジネスチャットで共有、スキマ時間で内容を確認できる他、やむを得ず話し合いに欠席した職員に対して、いつでも確認できるよう議事録を載せるなど活用しています。
業務の洗い出しと効率化で時間意識の改革をすすめています
元々職員が手書きで作成していたクラスだよりを今年度より職員自らパソコンで作成するようにした他、ノンコンタクトタイム(保育者がこどもの保育以外の業務を行う時間)の導入を進めていった結果、昼休憩時間を45分~1時間は取れるようになりました。他にも慢性的な残業を減らすために分電盤へタイマーでブレーカーが落ちる設定をしました(園舎ごとに時間相違)。それによって終業時間意識の改革のつながり、超過勤務時間の短縮につながりました。
認定項目
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