企業名・事業所名 |
JRCS株式会社 |
業種 |
製造業 |
所在地 |
山口県下関市東大和町1-2-14 |
企業ホームページ |
https://www.jrcs.co.jp/
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業務内容 |
船舶用配電機器、制御・計測機器の製造・販売
海洋マーケットにおけるデジタルソリューション
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従業員数 |
430名 |
働き方改革取り組みのポイント
お客様に感動いただける製品・サービスをお届けするには、JRCSの社員自身が”笑顔”でいられる職場づくりが大切だと考え、一人ひとりが安心して安全に働ける環境の整備(制度改革)や、社員の声・意見を吸い上げ、多様で柔軟な働き方を実現するためのツール活用を進めています。しかし、どんなにいい制度やツールを備えても、風土が変わらなければ根付くことができません。そこで、社員が心からの笑顔でいられるよう、カルチャーチェンジに最も力を注いでいます。
取り組み内容
【制度改革】安心していきいきと働ける環境づくり
興味や関心、適正や専門性、家庭の環境など、社員一人ひとりの特性は異なります。こうした特性と会社のニーズを丁寧にすり合わせ、環境を整備することで、すべての社員がいきいきと働き、能力を最大限に発揮して高い生産性を実現できるように努めています。県内でいち早く開設した事業所内託児所や、すべての有給休暇を1時間単位で取得できる制度は、子育てをしながら働く社員に好評です。最近は、正社員登用制度や副業制度など、社員が自ら人生を切り拓こうとする挑戦を応援する仕組みも続々と導入されています。下の写真は、副業で通訳業を行っている社員が、韓国政府機関で通訳をしている様子(前列右から4人目)。
【ツール活用】社員の声・意見を聞き逃さない
海洋マーケットにイノベーションを起こすことを目指すJRCSは、従来の製造業界、舶用業界の常識や固定観念にとらわれない新しい発想を推奨しています。一つの施策として、会社が方針や想いを一方的に伝える従来型の紙の社内報に加え、社員が国内外のどこからでも閲覧・投稿できるWebサイト(写真)を新しくオープン。これをプラットフォームとして、時間や場所に縛られることなく、活発な情報・意見交換、ブログ投稿を行えるようにしています。中でも、社員がちょっとしたひらめきをつぶやける「ひらめKING」には、スタートから2年で300件以上のアイデアが投稿され、うち100件が採用されました。2019年10月から「ひらめKIKUHO」に名称を変更し、よりアイディアを大切にする風土づくりに努めています。
「ひらめKIKUHO」など現在取り組んでいる社内改革に関してはこちら動画をご覧ください
【風土改革】柔軟に変化していくためのカルチャーチェンジ
充実した制度やツールの効果を最大限に引き出すには、固定観念を打ち破り、変化や新しい挑戦を受け入れる柔軟性が必要です。JRCSは、創業70周年の節目に、経営トップの旗振りのもと、経営理念推進プロジェクトをスタート。全社員が参加して自分たちのよりどころとなる「行動指針」をつくり、カルチャーチェンジに乗り出しました。「仲間の意見に耳を傾けよう」というのも、社員同士が交わした大切な約束の一つ。その”見守り役”として生まれたマスコットキャラクターが「キクホ」(写真)です。大きな耳が特徴のキクホは、JRCS社員のあるべき姿として、会議や研修をはじめとしたさまざまなシーンで活用されています。
認定項目
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