人財育成 ～学ぶ姿勢を一人ひとりの職員が身につける～

年間研修費用を設定しています。研修は介護労働安定センターへ委託して内容を決定しており、メンタルヘルスやアンガーマネジメント、接遇・マナー、アサーションとチームワーク、介護職のキャリアデザインなど、様々な分野による内容と外部講師による新鮮さでモチベーションアップに繋がっています。また、新人職員にはベテラン職員による選択式研修を取り入れ、中堅・管理職に対しても年に３回の研修会を行っています。

一人ひとりの職員の声を大切にする ～職場の定着を目指す～

職員業務評価表と個人面談表を使用し、年に1回面談を実施しています。また、職員の満足度調査も行っており、“会社で今後も働く予定ですか？”“賃金について正直な意見をお聞かせ下さい”“会社が好きですか？”など、職員の思いをしっかりと確認しています。

職場環境の整備 ～職場が「楽しい･好きだ」と思えるような職員を増やす～

魅力的な職場環境の提供を目指し、小さなことからコツコツと、様々な工夫をしています。モチベーションにつなげるため、給与（時給）は年齢ではなく仕事の内容で決定しています。また、介護福祉士資格受験の費用を補助し、資格取得者は昇給しています。研修会参加時の書籍や定期的な購読雑誌などは自由に購入できるようにしています。また、コミュニケーションを円滑にするため、職員旅行や家族ぐるみの焼肉会を実施。さらに“男子会”も開催し、会食費を補助しています。そのほか、職員会議や研修会では軽食を準備するなど、和やかな空間づくりに努めています。そして、子育て支援として子どもの同伴出社を認めています。施設内には子供たちの元気な声が広がり、利用者様の笑顔も自然と増えています。

大切なのは“風土づくり” ～良い土づくりのために～

職員の皆さんには、「ご利用者様は、私たちに人生の最後を託されていること、重責のある仕事であること、それは素晴らしい仕事であること、だから仕事に自信と誇りをもって欲しい」とお伝えしています。そして、「ありがとう」という感謝の気持を忘れないこと。これらが良い土づくりのための栄養素だと考えています。また、毎月の管理者会議では各部署の売り上げを共有化し、オープンな経営を試みることで、経営者と管理者が一緒に考え、一緒に協力しながら組織をつくる風土づくりを心がけています。そのほか、地域交流にも力を入れており、「元気な高齢者をもっと元気に！」したいとの思いで、“企業として何ができるか”をテーマに定期的な外出や勉強会などの活動を行っています。