企業名・事業所名 |
有限会社アクアテクニカル |
業種 |
建設業 |
所在地 |
宇部市矢矯332-2 |
企業ホームページ |
http://aquatechnical.jp/
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業務内容 |
各種ポンプ、ファン、冷却塔販売整備据付、フィルター販売、各種空調機、設備機器保守点検業務、溶接重量工事、管工事業、機械器具設置工事業、電気工事業、土木工事業、水道施設工事業、飲食業、菓子製造業
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従業員数 |
28人 |
働き方改革取り組みのポイント
多様性を認め、自己肯定感の形成を柱とした明るい職場づくりを目指しています。また、「忙しいから」「役職者だから」・・・というような“例外”は認めず、全員で取り組むことを徹底。休めない会社から休める会社へ生まれ変わるため、ONE TEAMで進んでいます。
取り組み内容
働き方改革への第一歩は「5S」から!
「所定休日が取れない」という問題を解決するため、従業員と協力し、様々な課題を洗い出しました。業務の効率化を図らない限り従業員が休めないということで真っ先に取り組んだのが「5S」の徹底です。当初は“ただ綺麗にすればいい”という意識の従業員が多かったため、“最終的に何を達成するために取り組んでいるのか”ということの意識づけに時間がかかりましたが、事務仕事を中心に仕事の棚卸しを行い、リスト化することで徐々に作業の重複が減り、業務効率化へのスタートを切ることができました。
その後、日報や月報を廃止し、個々で管理していた名刺はスマートフォンとエクセルで一括管理することで共有管理ができるようになりました。また、顧客からの荷受け依頼は、受注から荷受けまでの流れをマニュアル化しました。荷受けの際は荷姿をLINEで共有し、所在を特定することで荷物を探す時間が削減されました。
社員も家族も会社も健幸! サバティカル休暇制度
社員みずからが1か月の長期休暇(サバティカル休暇)を取得するため、業務改善・マニュアル作成など、「属人化の解消」に向けて社員一丸となって取り組みました。
長期休暇取得のためには担当業務の引き継ぎが必要なため、日頃から「自分の分身づくり」を心がけ、業務内容を共有する意識が身につきました。また、休暇中に仕事を任された人が新鮮な目で仕事を見直すことで、さらに業務の無駄が抽出され、断捨離することで業務改善や効率化につながりました。
休暇中は基本給を保障するだけでなく、視野を広げてほしいとの思いからアルバイトも許可し、中には新たに資格を取得した者や男性従業員が育児休業のために取得をしました。
サバティカル休暇制度は、従業員の満足と多能工化が同時に進み、社内のコミュニケーションも醸成されることで生産性の向上にもつながる制度だと感じています。
家族も一緒にコミュニケーション醸成!
年に一度、若手社員プロデュースによる社員旅行を開催しています。従業員の家族にも自由に参加してもらい、家族同士の交流はもちろんのこと、年代を超えて大いに盛り上がることで従業員同士のコミュニケーション醸成に寄与しています。
ライフラインを守る!地域を巻きこんだ防災訓練、環境美化への取り組み
みなさんのライフラインを守る(空調設備、上下水道設備、電気設備)ことを主業務としている建設業ではありますが、日頃から地域との共生社会づくりにも参画し、地域住民や企業との合同の防災訓練の実施および会社周辺の耕作放棄地に四季折々の花を植えるなど、環境美化にも取り組んでいます。
認定項目
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