企業名・事業所名 |
社会福祉法人南風荘 セルプ ジョブ・アソシエイト |
業種 |
医療・福祉 |
所在地 |
山口県宇部市西平原4丁目3番10号 |
企業ホームページ |
https://nanpuso.or.jp/facility/serupu_job/
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業務内容 |
障害の程度に関係なく働きたい希望を持たれている方へ、一般企業等への就職を目指して訓練する「就労移行支援」や一般就労後の職場定着を目指す「就労定着支援」を行います。
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従業員数 |
12名 |
働き方改革を始めたきっかけ
➀共有不足:日々イレギュラー対応も多く、お互いに気を遣ってしまい共有できないことも有る。
②情報量が多い:職員は仕事に対して前向きであり、利用者様の為にできる事を新たに提案したり、積極性を持ち仕事に取り組んでいる。業務内容も多岐にわたりルーティンワークばかりではない。
③業務負担の偏り:書類作成は利用者様対応外の時間に限られ、答えが一つではない業務の為どこまでやるのかは個人個人で違い、負担感の相違あり。
取り組み内容
よい支援のためには職員自身も大切に!
職員自身の生活を大切にしながらより良い仕事・支援を目指す
①共有不足→情報共有のやり方見直し
②情報量が多い→業務量見直し・業務の効率化をして残業を減らす
③業務負担の偏り→1人1人の業務内容の洗い出し・明確化
①②③課題の問題点を洗い出し、アクションプラン作成後、実行中。 ➀共有方法が明確になっていない→【共有ファイル作成・ターゲット明確化・共有の機会を設ける】
②似たような書類が多く、処理方法が曖昧→【書類・フォーマットの整理(省力化、データ化)してダブりを減らし、優先順位を明確に】
③誰が何をしているか・記録量の個人差→【スケジュール表作成・記録方法の統一】
会社の想い
就職支援・定着支援をする職員も働きやすい職場環境へ
働き方改革の取り組みを通じて、職員全体で現在の当事業所の良さや課題を整理することができました。日々の利用者様への支援、企業様への支援以外にも記録業務や、臨機応変に対応しなければならない業務等があるため、日々、余裕を持って業務ができておらず、業務の優先順位もその時々で、変わっていく現状があります。今回の定例会で改善しなければならないことを検討し、取り組むべきことを共有できたため、パソコンフォルダの整理、職員全体スケジュール明確化による情報共有の実施など、役割分担と進捗確認を行いながら進めていき、就職を支援する事業所として、支援する職員も働きやすい職場環境となるように努めていきたいと思います。
施設長辰本 博和 氏
従業員の声
優先すべきことの再認識と実施への第一歩/strong>
すぐに取り掛かるものが時間に追われて取り掛かれてなかった。改めて大事なことがわかっていい機会だった。ひとりだと取り組もうとなると難しい、まずは検討会に盛り込んでいけたら実施につながると思います。
障害者就労支援H・T さん
専門家のコメント
今回の取組みを通じて、これまでの協力体制に加え、関係の質がさらに高まっていることが感じられました。
具体的なアクションに取組むことができず、会議が停滞するといった場面もありましたが、メンバー間の声かけによりこれからまた進んでいこうといったプラス思考への変化も見受けられました。
やまぐち働き方改革アドバイザー 社会保険労務士阿部 純子 氏
認定項目
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